介護の派遣サービスのメリットとデメリット: あなたの選択を見極める

介護職

こんにちは、トリです。

介護士はパート勤務・正社員のほかに派遣で働いている方も多い職業です。

介護士の派遣は、未経験の方や空いた時間にお仕事をしたい方、夜勤専従で勤務したい方におすすめな働き方のひとつです。

もちろん、派遣社員も直接雇用の正社員やパートと同じで介護福祉士になるための日数カウントに入るため安心して働けます。

私自身も、グループホームで二年ほど夜勤専従で勤務をしていました。

派遣でのお仕事に興味はあるけど、どうなの?って思いますよね。

今回は、そんな私が派遣で勤務して感じたメリット・デメリットを派遣の登録の仕方から、まとめて紹介していこうと思います。

かいご畑では、派遣の求人を多く取り扱っています。

ぜひ一度、チェックしてみてください。

派遣で働くまでの手順

派遣に登録しよう

派遣で、勤務をするにあたってはまず最初に派遣に登録しなければいけません。

登録方法は、介護専門の派遣会社へのWEB登録電話登録が主になります。

派遣の種類を確認

登録型派遣

こちらが、メインの派遣型になります。

派遣会社と雇用契約を結び、派遣を紹介してくれます。

期間は、最初は一ヶ月で次回以降が三ヶ月又は六ヶ月の更新になります。

紹介型派遣

こちらは、派遣先で正社員になることを前提とした派遣になります。

派遣社員で勤務しお互い合意すれば、派遣期間終了後に施設と直接雇用契約します。

ただ、直接雇用の条件ですのでそれが正社員ではなく契約社員になる場合もあるので、しっかり派遣会社と契約する会社で話し合いをしましょう。

求人をみつけて面談

登録後は、派遣会社からおすすめの求人の紹介や希望の施設があれば伝えましょう。

派遣会社の職員と、面談前に直接あって挨拶と簡単な説明を受けた後に施設との面談になります。

場合によっては、派遣会社の職員さんも同席されるので一人より安心です。

施設との面談でお互い合意すれば、その施設に派遣で勤めることになります。

派遣で勤めるメリット

夜勤専従で働くなら

施設で正社員勤務する場合、夜勤のみというのはなかなか難しいです

介護の夜勤は、人によって好き嫌いが分かれるので夜勤のみの正社員募集は非常に稀なケースです。

派遣だと、その夜勤のみの勤務が可能になります。

「朝からの仕事がつらい」「夜勤のみでしっかり稼ぎたい」色々事情があると思います。

その中で、夜勤専従で働くメリットとして、

  • 高時給と夜勤手当で効率よく稼げる。
  • 夜勤中は、一人又は二人体制で夕方と朝の申し送り程度しか人と関わらない
  • 夜勤のみなので仕事のリズムを作りやすい
  • 夜勤明け休みと連休が作れてプライベートも充実

このように、夜勤のみの勤務だと様々な恩威があります。

時間に余裕ができ、その時間を使って資格の取得や旅行など予定も計画できますね。

パート・正社員より時給が高い

派遣での時給の相場は、施設のパート・アルバイトと比べても高い時給になっていることが多いです。

アルバイトやパートの求人を見ていると、こんなに違うのかとよくわかる程度には違います。

施設側としても、時間やコストをかけずに必要な時に人材を募集できるためどちらにとってもメリットになります。

特に、夜勤だと夜勤手当があるため一回の勤務で効率よく稼げます。

夜勤専従のみで一ヶ月勤務した場合ですと、正社員と同等かそれ以上稼ぐこともできるかと思います。

資格手当も付くため、資格を取得してるとより高い時給なるので確認しておきましょう。

介護士は現在も人手不足が多々あり、高時給にしてでも人材を確保したい思いがあるのでしょう。

施設でのトラブルは派遣会社が対応してくれる

もし、勤務する施設でトラブルに合った場合は派遣会社に連絡しましょう。

派遣会社から施設に、そのことを伝えて対処してくれます。

また、それが原因で施設に行き辛くなった場合もすぐに新しい施設を紹介してくれます。

派遣会社との契約になるため、こういった問題は直接雇用よりスピーディーに対応できることだと思います。

派遣会社によっては特典がある

私が、契約していた派遣会社は一ヶ月のシフトを欠席なく勤務するとポイントが貰えました。

そのポイントで、水やお茶1ケースやカップラーメンやお菓子、日用品など様々なものに交換できるシステムがありました。

派遣会社を契約する際に、そういった特典がある会社もあるのでチェックしてみてください。

シフトが自由に決められる

正社員ではないので、勤務に日数制限もなく基本は自由にシフトを組むことができます。

一ヶ月しっかりシフトを入れて働きた方や日中のみ夜勤専従で働きたいなど、非正規雇用だからできる働き方ですね。

自身のライフスタイルに合った、働き方ができるのは派遣のいいところですね。

たとえば、

  • 昼間は用事があるから夜勤専従でシフトを入れたい
  • 大型連休はしっかり休みを取りたい
  • 資格取りながら、空いてる日に仕事をしたい

など、働き方はさまざまです。

ただ、あまりシフトに波があると施設が側もあまりよく思わないので、契約する時にある程度は一ヶ月にこのぐらいは働きますと言うことを伝えたほうが契約がスムーズにいくと思います。

施設の職員ではないことのメリット

派遣社員での勤務になるため、直接施設側との契約をしてないことで役職が付くことはありません。

職員会議や施設での役割担当など、そういったことに関わることもないので気楽ではあります。

あくまで、利用者のお世話がメインになります。

また、施設で残業が発生した場合も派遣側でサービス残業が認められないのでかならず残業代は発生します。

派遣勤務で残業が長かったり施設側からサービス残業を強要された場合は、一度派遣会社に相談し対処してもらいましょう。

派遣のデメリット

ボーナス・退職金がない

派遣での勤務の場合、ボーナスの支給は基本ありません。

ボーナスはありませんが、その分時給が高く設定されているため派遣で頑張って勤めていればそこまで正社員と収入に差が出ません。

私自身の働き方を優先している分、正社員の恩威を得られないのは仕方がありません。

派遣なので急に施設との契約がきれてしまうこともあります。

派遣は期間契約のため、基本退職金もありません。

先の事を考え、安定した収入を得るならやはり正社員に軍配が上がります。

キャリアアップができない

派遣会社との契約になるため、施設での昇格がありません。

役職が付くこともなく、年数が経ってもそこでの昇給も望めません。

役職に関しては、そこに負担を感じる人もいるため役職が付かないことがメリットにもなります。

不安なら、派遣先での仕事をしながら資格取得を目指して次の転職活動のために利用するなど次のプランをしっかり計画しておくのがよいでしょう。

派遣先を移動する度に人間関係を作っていくこと

派遣に限った話ではないですが、介護職での人間関係は仕事をする上で非常に大事な問題です。

新しい契約を結ぶ場合や複数の施設を派遣で入る場合はその都度、新しく人間関係を作っていかなくてはいけません。

実際に、その施設に行ってみないと現場の人間関係は分からないためもしかすると関係性が悪い施設に所属する可能性も出てきます。

自身のコミュニケーション能力も必要ですが、その都度新しい関係を構築していくのは非常につかれますよね。

もし、そのような施設に入ってしまった場合は派遣会社に一度相談してみてください。

書類の提出、連絡が複雑

施設との契約ではなく、派遣会社との契約になります。

そのため、体調が悪くて施設をお休みしたい時や連絡をしたいときは派遣会社を通して連絡をしなければいけません。

連絡の方法は、派遣会社によって違いはありますが基本は施設と派遣会社どちたにも連絡をしましょう。

また、シフトの提出や締め日に関しても派遣会社によってFAX送信やLINEでのシフト提出など様々ですので派遣会社に登録した際にしっかり確認をしておきましょう。

契約が更新されないことがある

施設の状況によって、派遣を必要としなくなり契約更新が終わってしまうことがあります。

たとえ、知識や技量を持っていても派遣を必要としていなければそこまでです。

正社員と違い、自身の意思が通ることはありません。

更新が終了してしまった場合、また施設を探すことになりますので収入に波が生まれてしまうこと働く上で大きなデメリットになります。

最後に

以上が、派遣社員でのメリットとデメリットの紹介になりました。

施設によって、未経験の方でも始めやすい職場から夜勤専従を募集している職場など様々です。

ライフスタイルに合った仕事ができるのが派遣社員の大きなメリットですね。

ただ、不確定な要素もあるためメリットとデメリットをしっかり理解して派遣のお仕事を始めてみてはいかがでしょうか。

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